賢い患者の戦略-7

7.自己受容の精神を養う
どんな人にもある欠点、限界、至らなさのすべてを含めて、自己を受容することは、より高次の意思に身をまかせることを意味する。 変化は、宇宙との対決状況のときよりも、この屈服状況のときに起こりやすい。 病気のときに自己を明けわたすということは、回復への希望を捨て、あきらめることでない。 むしろ、病気をふくめた自分の人生の情況のすべてをそのまま受け入れ、その情況を乗り越えていくことなのだ。