よく噛むことの意義

私もそうですが、なかなか早食いの癖はとれません。ついついよく噛まずに食べてしまいます。口の中で食べ物がトロトロになるまでよく噛んで食べることが体にとって良いことなのですが、噛むことの一番の意義は生命力が強くなることといいます。


ケイアイデンタルクリニックの井出院長に、よく噛んで食べることの大切さを説明いただいたきましたが、内蔵の筋肉は平滑筋でできていて、自分の意思に関わらずかってに動き、かってに食べ物を消化します。
しかし、口の周りの筋肉は骨格筋なので、自分の意思で動かさないと動きません。つまり、食べ物を粗末にせず、摂取した食べ物をよく消化する=しっかり生きるという意思を明確に持つことは、よく噛んで食べるという行為につながります。心を体はつながっていますので、逆によく噛んで食べる習慣をつけると、生きるという意志がはっきり持てるようになるということです。
噛まずに食べることは、重病人の方が、注射針から栄養素を血液中に注入されるようなものです。