作成者別アーカイブ : naturalsocks

子供用靴下

2007年4月7日

子供用の5本指エコシルク(生成)が入荷しました。当店では子供用として、絹5本指靴下の他にもオーガニックコットンスパッツをご用意しています。オーガニックコットンは無漂白、無染色で肌が敏感なお子様用です。子供にこそ、絹、綿といった天然繊維の肌さわりを感じてほしいと思っています。天然繊維との”スキンシップ”は心の発育にも必要なものと思います。

治療としての靴下の重ね履き

2007年3月21日

靴下の重ね履きを人に勧めますと、大概は「靴下を二枚履くなんて、常識外でおかしい」「靴下を重ねると足のサイズが大きくなって靴が履けなくなる」といった反応になります。
その気持ちは、ものすごく良くわかります。最初は私自身も全く同じ反応をしましたから! しかし、足元を温めることを「治療」と考えて、その治療は効果があると思い、その治療法にチャレンジしようと思ったら、それでもあなたは今の靴が履けなくなると言って、靴を買い替えないでしょうか。
例えば、足首を捻挫して足首を包帯・ギブスで固定すると、今の靴は履けなくなります。靴が履けなくなってしまうことに誰も疑問は持ちません。なぜなら、包帯・ギブスによる治療を、その人が認めているからです。
同じように、靴下の重ね履きを「治療」と考えたら、靴を大きいサイズに履きかえることには、何の抵抗もないはずです。
自分の健康を優先するか、今履いている1−2万円の靴を優先するか、それはあなたが選択することです。

不動心

2007年3月17日

プロ野球選手の松井秀喜氏の著書「不動心」を読みました。正直、最初はあまり期待しないで読み始めたのですが、内容のすばらしさに驚きました。松井選手が一流プレーヤーであると同時に一流の人格者であることがわかり、著書を何度も読み返しました。
冷えとり健康法とは直接関係がありませんが、松井選手は5本指靴下を履いてプレーをしているとのことですので、まあ良しとして下さい。
松井選手は、広く深い心と強く動じない心、即ち不動心を持った人間でありたいと述べています。気持ちの持ち方や考え方を大切にしています。彼は考え方を表現する言葉として「思考」という言葉を使っています。スポーツ選手が「思考」という言葉を使うことに新鮮な衝撃を覚えました。
以下私自身のメモ代わりに、著書の中で印象に残り、覚えておきたいと思った文章を記します。
「努力できることが才能である。」
「スランプになったときでも、思考やスタンスがブレないように、自分の根幹の部分を日頃から強固にしておく、鍛えておくことが大切だと思っています。」
「仮に「勝負強さ」というものがあるとすれば、それは運というより、考え方とか技術的なものでしょう。つまり、思考や練習によって磨けるものなのです。」
「(素質や能力にそう大きな違いがない大リーグの選手の間で)差が出てくるとしたら、自分に何が欠けているかを正確に受け入れ、それをおぎなうための正しい思考を持っているかどうか。そして、おぎなう努力を継続していけるかどうか、だと思います。」
「自分が技術もパワーもない選手なのだと受け入れることは、勇気がいることです。正直に言えば辛い。辛いのだけれど、置かれた状況やありのままの姿を受け入れなければ前に進めないし、問題も解決しません。」
「思考で素質をおぎなう」
「心が変われば行動が変わる
 行動が変われば習慣が変わる
 習慣が変われば人格が変わる
 人格が変われば運命が変わる
 自分が変われば運命も変えられる。そう思えば、とことん努力をしてみるのもいいのではないでしょうか。」

整体治療と5本指靴下

2007年3月11日

整体治療の先生方が、5本指靴下の重ね履きをすすれられることを多く聞くようになりました。病気の元が体の「冷え」にあるということがだんだんと認識されてきたのではないかと思います。寒く感じたときは上半身は何枚も服を重ねて着るのに、足元にはなぜか「重ね着」という発想がなく、一枚しか履かないのですよね。恐らく、足元が冷えすぎた為に冷えていること自体が感じられなくなっているのだと思います。100%絹の靴下を履くと次第に足元の感覚がもどってきて、自分の体調に敏感になってきます。

心もからだも「冷え」が万病のもと

2007年3月4日

集英社新書より川嶋朗著「心もからだも「冷え」が万病のもと」という本がでました。大変参考になるのでお勧めします。
著者は西洋医学の医者ですが、東洋医学にも関心を持ち、東洋医学の考え方も治療に取り入れられている方です。著者の考え方は非常に一貫していて、患者が治ればその治療法は正しいというもので、東洋医学のみならず、もし患者が霊能力者によって治ったのであれば(霊治療が患者の思い込みであったとしても)それはそれで治ったのだから治療効果があったのだ、と肯定します。患者本位の考え方に好感が持てます。
著書の中に、重要なキーワードを見つけました。それは「湯治(とうじ)」という言葉です。一般的に湯治というと、温泉場に行って温泉の効能を期待すべく、長期間にわたって温泉に入ることを指します。しかし良く読んでみると湯治という言葉では入る風呂を「温泉」とは限定していません。あくまで「温泉治」ではなく「湯治」です。お湯ならなんでも良い訳です。
温泉そのものにも効能はありますが、それに加えてお湯に体を浸けてからだを温めること自体にも効能があるといえるのではないでしょうか。湯治は、普段の生活から離れて、温泉場でリラックスしながら、長期間にわたってからだを温めることに意味があるのだと思います。冷えをとるために体をあたためることが必要と著者は強調しています。体を温めることそのこと自体が「治療」です。
臨床の経験より、現代人は体が冷えていると言います。特に男性も冷えが強いといいます。メタボリックシンドロームも、キレる子供も冷えが原因といいます。
寒くなればセーターやコートを着たりします。手袋もはめます。ところが、足元までなかなか気が届きません。足元だけは、寒くても、靴下は常に一枚しか履きません。これって合理的でないと思いませんか? 恐らく、冷えすぎて、足の感覚が鈍くなってしまっているのだと思います。
もっと自分の体に関心をもってもいいのではないでしょうか。体調がわるくなったらすぐに医者にかかる。熱がでればすぐに薬を飲む。このように、他人や物(薬)に依存する気持ちが強くなると自分自身の存在が自分で自覚できなくなります。医者にかかることを否定するわけではありませんが、自分で自分の体の調子をよく感じてから、医者にかかるかどうかを自分で考えるという習慣をつけるとよいのではないかと思います。
他人本位の考え方をやめるようにすれば、自分の足元が冷えていることを自覚できるようになるのではないでしょうか。自分で自分の体を考えると自ずと足元にも意識が届くようになると思います。また、自分自身が持っている自然治癒力に関心を持つようになると思います。

絹スパッツが入荷しました!

2007年2月17日

お待たせしました。絹のスパッツが入荷しました!
在庫切れの状態でしたが、ようやく入荷することができました。絹のスパッツを履いていただくと、化学繊維のものとは明らかに違う、本物の温かさを感じていただけると思います。下半身全体を温めるのは冷え取りに大変有効ですので、是非お試し下さい。
薄地タイプ、厚地タイプともにございます。
このブログの左上にある「ショップを見る」をクリックいただき、ショッピングページをご訪問下さい。

受験生の服装対策

2007年2月1日

受験生の服装対策は万全でしょうか?ともすると試験場は足元が寒かったり、不必要に暖房が効きすぎていたりして、決して良好な環境とは限りません。このような場合に備えて、足元を常に温かくなるように靴下をたっぷり履いておくことが肝要です。上半身は服を脱いだり着たりできますので温度調整は容易です。”頭はクールで足元はポカポカ”という、「頭寒足熱(づかんそくねつ)」が基本です。本番で最高の調子が出るように、お子様の服装にも気をつけてあげてください。受験生、がんばれ!

納豆ダイエット

2007年1月21日

あるある大事典IIで、納豆ダイエットに関するデータ捏造があったとの記事が新聞に大きく出ていました。捏造はもってのほかですが、ダイエットの考え方について、朝日新聞に群馬大学高橋久仁子教授(食物学)のコメントが以下の通り出ていました。
「摂取エネルギーを消費エネルギーよりも少なくすれば体重は減る。事実はこれだけだということを視聴者は認識し、いい加減な情報に振り回されないよう自覚すべきだ。」
このコメントに全面的に賛成です。アウトプットよりインプットの方が多ければ体重は増えるし、インプットよりアウトプットの方が多ければ痩せる、という単純な物理の原理です。それ以上のものはありません。「今まで通り(沢山)食べながら痩せたい」という発想法は、そもそも調子が良すぎると思います。
私どもが勧めている冷えとり健康法の観点から、ダイエットをどの様に考えているかを以下にご説明します。
考えの原理は上記の「摂取エネルギーを消費エネルギーより少なくする」ということです。「消費エネルギーを摂取エネルギーより多くする」という積極的な言い方の方が良いでしょうか。
では、消費エネルギーをどの様にしたら多くすることができるか。
第一は、消費エネルギーを増やすための基礎となる新陳代謝機能を高めるということです。新陳代謝とは体の中に取り込んだエネルギーを新しい細胞などに転換し、体の維持エネルギーに転換したり、古い細胞や老廃物を体外に排出する働きのことをいいます。足元を温めて新陳代謝が高まると、血液の循環が良くなり、体内の代謝が活発化します。
第二は、エネルギーの消費の方法として、できるだけ「物質エネルギー」として消費するということです。「消費」という言葉はふさわしくないかもしれませんが、要は物質という形でエネルギーを体外に排出する、即ち便として排出するということです。運動エネルギーとしてエネルギーを使ってもさほど体重は落ちないことは皆さん体験されている通りです。渡り鳥は一時も休まず飛び続けるけれど、疲れて、痩せて途中で海に落ちたという話は聞いたことがありません。それほど運動とはそもそも「省エネ」です。
しかし、物質エネルギーとして排出すれば、例えば500グラムの便を排出すれば体重は500グラム減ります。大変わかりやすい結果です。
便は食べ物が消化した残りの残渣と思われていると思いますが、便は直接的な食べ物の残渣だけではなく、体全体で新陳代謝が行われた結果としての老廃物や不必要な脂肪などの物質エネルギーも便の中に含まれています。体の中の老廃物や脂肪は血液を通して肝臓に送られ、肝臓から大腸へと送り込まれます。
便の重さ=摂取した食べ物 − 体内に取り込まれたエネルギー
ではありません!
正しい数式は以下の通りです。
便の重さ=摂取した食べ物 − 体内に取り込まれたエネルギー
     + 大腸に送り込まれた体内の老廃物や脂肪など
冷えとり健康法を続けていると、副交感神経優位になり大腸の働きが活発になりますので、便通は本当に驚くほど良くなります。便通がよくなると、上記の通り、便の重さ=減量という結果が得られます。
肥満とは、不要な老廃物や消費されない物質エネルギー(脂肪など)が体外に排出されずに体内に滞留している状態のことである、ということを強調したいと思います。
第三に、冷えとり健康法を続けると、自然に食べる量は減ってきます。これは摂取エネルギーを減らすことですが、自然に減るので、空腹という精神的な苦痛はありません。
体の働きや、小学生レベルの物理の勉強をするだけで、情報に振り回されない健康法、ダイエット法が見つかるはずです。