季節と毒出しの関係
季節と毒出し(夏)
2006年3月13日
夏は心臓の季節です。夏は心臓の毒を出して心臓の病気を治そうとします。心臓の毒素は主に汗となって出てきますので、夏の汗は大切な役割を持っています。
夏には冷房の部屋ばかりにいないで、自然の法則になるべく従い、汗をかく季節には汗をたっぷりかいた方がよいのです。
汗をかくと疲れるという人がいますが、これは頭や肩が暑い日ざしで熱くなった結果、上半身と下半身の温度差が大きくなって、足元が「冷え」の状態になるからです。
足を温めると、夏の暑さに素直に順応できる体質になります。最近では、温泉に行くと「足湯」ができる場所があり、足を温めると夏バテが抑えられるという実感を味わった方も多くおられると思います。
また、夏は心臓だけではなく、消化器(胃、すい臓)の季節でもあります。冷えとりをしても、夏バテのように食欲がなく、胃腸の具合が悪いという症状が出る場合がありますが、これは消化器が、疲労などの毒素を出して治ろうとしているので、無理に食べる必要はありません。