暑い時に、また熱いお湯に入ってどうするの？とお思いでしょうが、暑いときこそ半身浴をして汗をたっぷりかくと健康になります。暑いときは、冷房の効いた部屋にいるときが多くなり、実は上半身と下半身の温度差のきつい「冷え」の環境です。夏は冬よりも冷えが溜まる季節です。
まず、お湯は本当にぬるい温度にします。ついつい習慣で熱いお湯にし勝ちですが、ぬるい温度でも十分汗がでます。この温度で30分以上入って下さい。本を風呂場に持ち込んで読めば結構集中して読破できますよ。
さてここからが、ノウハウです。
ぬるいお湯に入るのは、まあ当たり前の半身浴の方法ですが、暑い季節にはそれでものぼせてきます。
このようなときに、のぼせを解消する方法は、風呂場に備えてあるたらいに水を満たし、そこに両手を浸けます。手首までつけて下さい。水がぬるくなってくれば、水道の水を流しっぱなしにして、冷たい水に両手をさらします。
これだけで、清涼飲料水を飲んだときのような（あるいはビールを飲んだときのような？）、清涼感を全身で味うことができます。
簡単でしょ。これだけで体のぼせが解消して、半身浴をいくらでも継続できます。そして汗をたっぷりかいて冷えを体外に排出して下さい。冷えがなくなると、夏の気候に体が自然に順応できるようになります。
