冷えとり健康法

冬の防寒対策

2007年12月19日

朝晩の寒さが厳しく感じられるようになってきました。外出の時にはコートを着たりして暖かくされておられると思います。ただ、多くの方の服装を見てみると、上半身はしっかり防寒されているのに、足元はストッキングだけの姿が目立ちます。ファッションは大切ですが、健康も大切です。靴下を重ね履きして、さらにレッグウォーマーを着けたり、スパッツを履いたりすれば、上半身はそれ程重ね着する必要はありません。足元を温めていると、冬の風が心地よい涼しさに感じられます。寒さ対策として、足を冷やさないような工夫をされてみてはいかがでしょうか。

冷えとり健康法

2007年11月25日

夏休みのお知らせをしてから、ずっとブログを休んでいて、まるで夏休みが今日まで続いているような状態でした。これから少しずつ復活して書き込んでいこうと思っております。
ショッピングページの方は、絹スパッツが品切れ状態が続いており、皆様にはお待たせしております。また、エコシルクも品切れの種類があり恐縮です。シーズンに入っているのに品切れをしており申し訳ありません。入荷次第ご連絡いたします。

夏に履く靴下

2007年7月1日

暑い夏の季節になりました。服装は軽装になるので、冷房の効いた部屋の中にいると、冬の季節よりももっと足元が冷える環境になります。実は、「冷え」は夏の方がきつい場合が多いのです。このような場合は、靴下を履いて足元を温め下さい。
「冷え」とは上半身と下半身の温度差を言います。プールの水に全身を浸けているときは「寒い」と思いませんし、また、海岸で裸で甲羅干しをしているときは「暑い」という感覚はありません。上半身と下半身に温度差があると「冷える」とか「のぼせる」という感覚になります。
冷房の効いた部屋から外に出ると、冷えた足元と、上半身との温度差が極端になって「のぼせる」状態になります。しかし、ソックスを履いて足元を温めると、上半身との温度差が縮まり、外の暑さにも、体が素直に順応できることを体感いただけると思います。”暑いときには靴下を履く”という、逆転の発想を是非お試し下さい!

アトピーのお子様の冷えとり

2007年6月2日

親子で冷えとりをしてアトピーを克服されようとされているお客様よりのお便りをご紹介します。
冷えとり健康法を始めるにあたって早速ソックスを注文しました。まずは絹の5本指をインターネットで探したところ、ナチュラルソックスさんの商品に出会いました。値段もお手頃なことに驚きましたが、実際はいてみるとやさしい履き心地に重ね履きしても蒸れないことにとても満足しています。子供がアトピーで今ソックスを何枚も履いてがんばっていますが全く抵抗なくむしろ自分からすすんで履きたがります。半身浴も重ねて実行していますが、いままでにないほどのひどい症状が出ていて見ていて薬を塗ってあげたい衝動に駆られます。しかし、ここが我慢時だと思い、乗り越えられるときまで親子ともに冷えとりを継続していおうと思っています

暖かい日の半身浴の方法

2007年5月19日

これから次第に気候が暖かくなってきます。冷えとり健康法の半身浴をする場合には、少しぬるめのお湯に浸かるように気をつけて下さい。半身浴では長時間浸かることが肝要ですが、お湯が熱すぎるとのぼせてしまいます。また、みぞおちより下をお湯に浸けるようにし、腕はお湯の外に出すようにして下さい。

治療としての靴下の重ね履き

2007年3月21日

靴下の重ね履きを人に勧めますと、大概は「靴下を二枚履くなんて、常識外でおかしい」「靴下を重ねると足のサイズが大きくなって靴が履けなくなる」といった反応になります。
その気持ちは、ものすごく良くわかります。最初は私自身も全く同じ反応をしましたから! しかし、足元を温めることを「治療」と考えて、その治療は効果があると思い、その治療法にチャレンジしようと思ったら、それでもあなたは今の靴が履けなくなると言って、靴を買い替えないでしょうか。
例えば、足首を捻挫して足首を包帯・ギブスで固定すると、今の靴は履けなくなります。靴が履けなくなってしまうことに誰も疑問は持ちません。なぜなら、包帯・ギブスによる治療を、その人が認めているからです。
同じように、靴下の重ね履きを「治療」と考えたら、靴を大きいサイズに履きかえることには、何の抵抗もないはずです。
自分の健康を優先するか、今履いている1−2万円の靴を優先するか、それはあなたが選択することです。

整体治療と5本指靴下

2007年3月11日

整体治療の先生方が、5本指靴下の重ね履きをすすれられることを多く聞くようになりました。病気の元が体の「冷え」にあるということがだんだんと認識されてきたのではないかと思います。寒く感じたときは上半身は何枚も服を重ねて着るのに、足元にはなぜか「重ね着」という発想がなく、一枚しか履かないのですよね。恐らく、足元が冷えすぎた為に冷えていること自体が感じられなくなっているのだと思います。100%絹の靴下を履くと次第に足元の感覚がもどってきて、自分の体調に敏感になってきます。

心もからだも「冷え」が万病のもと

2007年3月4日

集英社新書より川嶋朗著「心もからだも「冷え」が万病のもと」という本がでました。大変参考になるのでお勧めします。
著者は西洋医学の医者ですが、東洋医学にも関心を持ち、東洋医学の考え方も治療に取り入れられている方です。著者の考え方は非常に一貫していて、患者が治ればその治療法は正しいというもので、東洋医学のみならず、もし患者が霊能力者によって治ったのであれば(霊治療が患者の思い込みであったとしても)それはそれで治ったのだから治療効果があったのだ、と肯定します。患者本位の考え方に好感が持てます。
著書の中に、重要なキーワードを見つけました。それは「湯治(とうじ)」という言葉です。一般的に湯治というと、温泉場に行って温泉の効能を期待すべく、長期間にわたって温泉に入ることを指します。しかし良く読んでみると湯治という言葉では入る風呂を「温泉」とは限定していません。あくまで「温泉治」ではなく「湯治」です。お湯ならなんでも良い訳です。
温泉そのものにも効能はありますが、それに加えてお湯に体を浸けてからだを温めること自体にも効能があるといえるのではないでしょうか。湯治は、普段の生活から離れて、温泉場でリラックスしながら、長期間にわたってからだを温めることに意味があるのだと思います。冷えをとるために体をあたためることが必要と著者は強調しています。体を温めることそのこと自体が「治療」です。
臨床の経験より、現代人は体が冷えていると言います。特に男性も冷えが強いといいます。メタボリックシンドロームも、キレる子供も冷えが原因といいます。
寒くなればセーターやコートを着たりします。手袋もはめます。ところが、足元までなかなか気が届きません。足元だけは、寒くても、靴下は常に一枚しか履きません。これって合理的でないと思いませんか? 恐らく、冷えすぎて、足の感覚が鈍くなってしまっているのだと思います。
もっと自分の体に関心をもってもいいのではないでしょうか。体調がわるくなったらすぐに医者にかかる。熱がでればすぐに薬を飲む。このように、他人や物(薬)に依存する気持ちが強くなると自分自身の存在が自分で自覚できなくなります。医者にかかることを否定するわけではありませんが、自分で自分の体の調子をよく感じてから、医者にかかるかどうかを自分で考えるという習慣をつけるとよいのではないかと思います。
他人本位の考え方をやめるようにすれば、自分の足元が冷えていることを自覚できるようになるのではないでしょうか。自分で自分の体を考えると自ずと足元にも意識が届くようになると思います。また、自分自身が持っている自然治癒力に関心を持つようになると思います。

受験生の服装対策

2007年2月1日

受験生の服装対策は万全でしょうか?ともすると試験場は足元が寒かったり、不必要に暖房が効きすぎていたりして、決して良好な環境とは限りません。このような場合に備えて、足元を常に温かくなるように靴下をたっぷり履いておくことが肝要です。上半身は服を脱いだり着たりできますので温度調整は容易です。”頭はクールで足元はポカポカ”という、「頭寒足熱(づかんそくねつ)」が基本です。本番で最高の調子が出るように、お子様の服装にも気をつけてあげてください。受験生、がんばれ!