冷えとり健康法

経皮毒

2006年11月1日

経皮毒という言葉があります。経皮毒とは、合成界面活性剤を原料としてシャンプーや石鹸、化粧品、また化学品(トリクロロエチレン)を使ったクリーニングをした衣服を着けることによって、肌から入る毒のことです。
これらの化学品は本来動物や植物には相容れない物質です。これらの物質が体に入ると、アトピーなどの症状を起こします。合成海面活性剤そのものが生命にとって「毒」です。
健康を保つには、体に入ってくる毒を最小限に抑えることが肝要です。一方で、入ってしまった毒は体に溜め込まずに排出することが必要です。インプットとアウトプットの両方を制御することが必要です。
毒を排出する方法は、新陳代謝を活発にすること(体を温めること)と、排毒作用の高い絹を肌に着けることです。この観点から、絹の靴下を履くことは、体を温めると同時に排毒を促すので理にかなっています。

半身浴の仕方

2006年10月1日

だんだんと涼しくなってきました。涼しくなってくるとお風呂に入るのが楽しみになってきます。熱いお湯につかるのも良いですが、ぬるいお湯に下半身だけつかる半身浴の方法を以下にまとめます。半身浴は下半身を温めて、血液の循環を良くし、体の新陳代謝が高まります。
1.お湯は38〜39度のぬるめのお湯にする。
2.下半身のみをお湯に入れる。腕は上半身に属するのでお湯につけない。
3.風呂用のイスを湯船にいれて座ると、半身浴しやすい。
4.風呂の蓋を半分閉じた状態にする。こうすると湯気がこもって上半身が温まる。また、腕を外に出しやすい。本を読むのもOK。音楽を聴くのもOK。
5.肩が寒い場合は、乾いたバスタオルを肩にかける。
このようにして、15〜20分以上半身浴をしていると、体の芯からジワーっと
汗が出てきます。血液の循環を良くして、代謝を上げることは最高の健康法です。

真夏に行う半身浴の方法

2006年8月6日

暑い時に、また熱いお湯に入ってどうするの?とお思いでしょうが、暑いときこそ半身浴をして汗をたっぷりかくと健康になります。暑いときは、冷房の効いた部屋にいるときが多くなり、実は上半身と下半身の温度差のきつい「冷え」の環境です。夏は冬よりも冷えが溜まる季節です。
まず、お湯は本当にぬるい温度にします。ついつい習慣で熱いお湯にし勝ちですが、ぬるい温度でも十分汗がでます。この温度で30分以上入って下さい。本を風呂場に持ち込んで読めば結構集中して読破できますよ。
さてここからが、ノウハウです。

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真夏に靴下を履く

2006年7月28日

やっと夏らしい気候になりました。今年は大雨が降って、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
暑い日に外出するとのぼせるような気分になります。しかし、こういう時こそ靴下を重ね履きして、足元を温めると、上半身と下半身の温度差が少なくなって、体が暑さに自然に順応することに気づかれると思います。
夏は上半身と下半身の温度差が強くなり、「冷え」がきつくなる季節です。是非試しに靴下をしっかり履いて外出してみて下さい。裸足のスタイルは格好は良いですが、健康には良くありませんよ。

梅雨時こそ絹の靴下を!

2006年7月23日

雨がいつまでも降って、夏らしくなりません。湿った空気が気分をうっとうしくさせますが、足元に絹の靴下を履くと、肌がサラサラして快適になります。「梅雨時や夏は裸足」という既成概念を捨てて、試しに絹の五本指靴下を履いてみませんか。きっと、気分も快適になると思います。

足湯と靴下の重ね履き

2006年7月1日

7月に突入しました。夏休みのシーズンです。温泉旅行に行くと、最近では「足湯」ができる温泉地があります。足湯は冷たい水ではなく、温かいお湯なのに、夏の暑い気候の中で気持ちよく感じます。どんな状況でも、足元を温めることに、人は心地よさを感じるものです。靴下の重ね履きは、この足湯と同じ効果があります。シルクの5本指靴下で足元を温かくしていると、いつでもどこでも「足湯」ができます。

夏の冷えとり

2006年6月24日

いよいよ夏らしい暑さになってきました。何度もご説明していますが、暑いときほど、上半身と下半身の温度差(=冷え)はきつくなります。冷房の効いたオフィスで仕事をされる方は、ますます下半身と上半身の温度差が強くなり、筋肉が痛くなるほどの冷えが出てしまします。こういうときこそ、靴下をしっかり履いて足元を温めて下半身を温めましょう。

夏の避暑対策

2006年6月17日

夏がだんだん近づいてきます。夏になると、のぼせるような暑さを感じるようになってきます。このような時は、逆に靴下を重ねて履いて足元を温かくすると、上半身と下半身の温度差が和らいで、のぼせる感覚がなくなり、体が暑さに素直に順応できるようになります。意外な避暑対策なのですが、一度試してみて下さい。

お役立ち情報の追加

2006年6月6日

ナチュラスソックスの公式サイトに「お役立ち情報」のコーナーを追加しました。これまでブログで紹介した内容や、気とはなにか、生命とはなにか、についての考察を掲載しています。
冷えとり健康法は、他人や薬に依存しないで、体の中に本来備わっている自然治癒力を引き出し、健康になるという健康法ですが、その考え方の根本にある、生命観について述べています。是非読んでみて下さい。ちょっとした知識で、体や命に対する見方が変わってくると思います。

体を温めて免疫力を高める

2006年5月30日

体を温めて本人が備えている免疫力を高めて病気を治すという方法を紹介する本が目に付く様になりました。大変よい傾向だと思います。
ただ、温める方法というのが、食事療法であったり、指の爪揉みであったり、湯たんぽであったりします。
これらは否定するものではないし、湯たんぽはお勧めしたい方法ですが、どうして一番簡単な、靴下の重ね履きで足元を常に温めるという方法が提唱されないのか、フシギに思います。
たぶん、靴下を重ねて履くと「蒸れる」と思われているのだろうと思います。靴下=蒸れるという「常識」から、人間はなかなか離れられません。化学繊維の靴下なら当然蒸れるでしょうが、天然繊維の靴下(100%天然繊維の靴下)は決して蒸れません。
パンツやシャツの下着には天然繊維の綿を求めるのに、靴下に天然繊維を求めないで化学繊維の靴下を我慢して履いているのは、フシギです。過去の常識に囚われているのではないかと想像します。ちょっと論理的に考えて、天然繊維の靴下を履いてみられてはいかがでしょうか。