歯は命
よく噛んで食べる-5
2006年2月13日
<若返る>
よく噛んで唾液がよく出ると、唾液中の若返りホルモンといわれているパロチンが多く分泌されます。 また、あごの周りの筋肉の血行が良くなって脳への血流が増加します。 呆け防止にもなります。
<最後に>
よく噛んで食べるためには、歯が大切となります。 痛い歯があれば、自然とその部分を避けて噛みます。 歯のない部分があれば、残っている歯だけで噛もうとします。 そうすると、正常な咀嚼サイクルでなくなってしまいます。
最初は違和感を感じますが、長い習慣になってしまうと感じなくなってしまいます。 これは、決して体にいい事ではありません。 人間の体は、繊細なバランスのうえに維持されています。
たかが歯の一本ぐらいと、思われがちですがとんでもない事です。
歯は命なのです。
歯のかみ合わせから、お口の健康と体全体の健康を考える歯科医院
ケイアイデンタルクリニック
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よく噛んで食べる-4
2006年2月12日
<料理を味わえる>
よく噛めば薄味でも済むようになります。 そうすると余計なものを取らなくて済みます。 食べ物の素材の本来の味を堪能できるのは日本人の特徴です。 和食には良く噛むとおいしいものが多いはずです。 ソースや濃い味付けでごまかした和食はありませんよね。
日本人は煮含めただしの味を楽しむことができる幸せな人種です。 ちなみに白人種はおでんの味がわからないそうです。(次回へ続く)
ケイアイデンタルクリニック
よく噛んで食べる-3
2006年2月11日
<臓器の負担を減らせる(体が疲れない)>
良く噛まずに食べても、食べ物を受け入れた消化管はフル活動して食べ物を消化しようとします。 基本的に体はもったいないことをしません。 フル活動は臓器に負担をかけます。 体は使わないと廃用性萎縮をおこしますが、使い過ぎは疲労を引き起こします。 何事も程々が大切です。 よく噛むことによって臓器の負担を減らすことができます。
消化管は平滑筋で出来ています。 自分の意思では動かせません。 刺激を与えれば(食べれば)自然に働いてしまいます。 また疲れ、痛みは敏感に感じ取れません。 骨格筋のように疲れ、痛みを敏感に感じ取ることができるなら暴飲暴食しないですむのかもしれません。
よく噛んで食べる
2006年2月9日
よく噛んで食べる大切さについて、ケイアイデンタルクリニックの井出院長にご説明頂きました。連載でお届けします。
<よく噛んで食べる>
咀嚼(そしゃく)は、歯と口のまわりの筋肉を使った顎(あご)の単なる開閉運動で行われていると、思われているのではないでしょうか? 実は咀嚼は、顎の開け閉めだけではなく、複雑な顎の動きによってなされます。
またそれだけでなく、全身の筋、骨格が使われます。 草食動物を思い浮かべてください。 もぐもぐ、顎をよく動かして食事をしていますよね。 人間はもともと草食動物だったようです。
よく噛んで食べるには、顎がよく動くことが大切なのです。 そのために、食事する時の姿勢が大切となります。 日本人は正座して、真っ直ぐに前を向き、お茶碗をもって食事した時が一番顎がよく動きます。 現代社会で、この様な食事は難しいでしょうが、せめて背筋を伸ばして食事をして欲しいものです。 椅子に座らなかった生活習慣、文化が、和食を作りだしたのです。 よく噛んでもおいしいのが和食です。
よく噛んで食べれば良いことがあります。(次回へ続く)